統計情報取得機能にインターバル動作機構が追加実装されました。
定期的な統計情報の取得動作を実施する際に、インターバル動作する機構が追加実装されました。
標準設定では統計情報は秒毎に収集されて蓄積されます。
インターバル動作が設定されると、指定された時間あたりに1回のサンプリングとして統計情報の収集が実施されます。
この機能は利用環境の通信が多くアプリケーションの利用負荷が高い場合に利用いただくことができるものとして実装されました。
この機能の利用なくDNS viewerを利用できている環境では、この機能に関する設定を実施する必要はありません。
必要に応じて設定することを検討してください。
設定可能なインターバル動作の設定は次のような内容となっています。
intervalの設定値 |
動作 |
0 |
インターバル動作:無効 秒毎に統計情報が収集されます。 サンプリングは実施されません。 この動作が標準動作です。 |
2, 3, 4, 5, 6, 10, 12, 15, 20, 30 |
インターバル動作:有効 指定した秒数毎に1回の統計情報が収集されます。 収集されなかった部分のデータは"0"として記録されます。 例1:"2"を指定した場合、0秒、2秒、4秒・・・と収集されます。 例2:"3"を指定した場合、0秒、3秒、6秒・・・と収集されます。 |
interval設定が無効の場合と有効の場合の動作例:
同じトラフィック環境でのinterval設定による表示の違いは次のようになります。
この定期的な統計情報取得においてのサンプリングの動作は、あくまでも定期的な統計情報の取得に対しての機能となります。
サンプリング動作の結果として各種Trend機能において、データがサンプリングされた状態で表示されます。
ただし、サンプリング動作をする設定となっている場合においても、TOP10 Domain NXDomain機能をはじめとする各種TOP画面機能においては、画面描画のための統計情報を画面生成時に収集していますので、この定期的な統計情報収集の設定にかかわらず対象期間の全統計情報を元に動作します。
DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。
なお、本機能の実装に伴い、定期的な統計情報取得の際に使用されるPSSクライアントを指定する機能があわせて実装されました。
インターバル設定が無効な状態で利用される場合には、PSSクライアント設定を意識する必要はありません。
インターバル設定が有効な状態で設定値として10以下で利用される場合には、PSCLI-Cを使用することを推奨します。
PSCLI-Cを使用する場合には、「設定ファイル(定期取得調整用)」の内容を確認し、設定を変更してください。
PSCLI-Cそのものについては、 TAPAS : 08_PSCLI-C を参照してください。
設定:
本リリースの変更に際し、従来からあるDNS viewerの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
ただし、「設定ファイル(定期取得調整用)」については変更が加えられているため、このなかの設定を変更して利用している場合はアップデート後にこの部分について再度設定を実施してください。
設定については、 wiki - 設定ファイル を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 |
引継ぎ可能バージョン |
upgrade時の注意点 |
設定ファイル(全体用) |
1.18.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) |
1.17.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(gdq用) |
4.0.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(定期取得調整用) |
4.3.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) |
1.9.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(whitelist情報用) |
1.17.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます 設定の再登録を実施してください |
データベース(ユーザ情報用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
ダウンロード:
DNSviewer-4.03.00-20210310.tgz
Pythonと数値計算ライブラリと科学技術計算ライブラリとグラフ描画ライブラリが更新されました。
PSGUI-Winで使用しているPythonと数値計算ライブラリと科学技術計算ライブラリとグラフ描画ライブラリが更新されました。
- Python:3.9.1 → 3.9.2
- numpy:1.19.5 → 1.20.1
- scipy:1.6.0 → 1.6.1
- matplotlib:3.3.3 → 3.3.4
- cx_Freeze:6.5 → 6.5.3
利用方法はこれまでどおりです。
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定 を参照してください。
バージョンアップ:
ver5.00.00以降のinstallerを利用されている場合は、installerを実行するだけでバージョンアップが可能です。
詳細は wikiの「3.3. PSGUI-Winのバージョンアップ」 を確認ください。
ver5.00.00未満のinstallerを利用されている場合は、ver5.00.00以降のinstallerを実行する前に、インストールされているPSGUI-Winを手動でアンインストールする必要があります。
アンインストールすることなく従来PSGUI-Winをインストールしている同じPATHにver5.00.00以降のPSGUI-Winをインストールしようとした場合、エラーが表示されます。
ダウンロード:
PSGUI-Win-5.09.00-amd64-20210308.msi
PSGUI-Win-5.09.00-amd64-20210308.zip
安定性向上や脆弱性対応が実現されています。
[[momentum Probe Type-T/T2 V2.7 build-002F リリースノート]]
[[momentum Probe V2.7 build-002F ユーザーズガイド|momentum Probe Type-T/T2 V2.7 build-002F ユーザーズガイド]]
[[momentum Probe V2.7 build-002F インストールガイド|momentum Probe Type-T/T2 V2.7 build-002F インストールガイド]]
[[momentum Probe Type-T/T2 ハードウエアインストールガイド]]
Pythonと数値計算ライブラリと科学技術計算ライブラリとグラフ描画ライブラリが更新されました。
PSGUI-Winで使用しているPythonと数値計算ライブラリと科学技術計算ライブラリとグラフ描画ライブラリが更新されました。
- Python:3.8.6 → 3.9.1
- numpy:1.19.4 → 1.19.5
- scipy:1.5.4 → 1.6.0
- matplotlib:3.1.3 → 3.3.3
- cx_Freeze:6.1 → 6.5
利用方法はこれまでどおりです。
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定 を参照してください。
バージョンアップ:
ver5.00.00以降のinstallerを利用されている場合は、installerを実行するだけでバージョンアップが可能です。
詳細は wikiの「3.3. PSGUI-Winのバージョンアップ」 を確認ください。
ver5.00.00未満のinstallerを利用されている場合は、ver5.00.00以降のinstallerを実行する前に、インストールされているPSGUI-Winを手動でアンインストールする必要があります。
アンインストールすることなく従来PSGUI-Winをインストールしている同じPATHにver5.00.00以降のPSGUI-Winをインストールしようとした場合、エラーが表示されます。
ダウンロード:
PSGUI-Win-5.08.00-amd64-20210113.msi
PSGUI-Win-5.08.00-amd64-20210113.zip
統計情報定期取得調整機能の関連機能が追加実装されました。
定期的な統計情報の取得動作を調整する機能の関連機能が追加実装されました。
momentum DNS viewer ver4.01.00において、定期的な統計情報の取得動作を調整する機能が実装されました。
この機能に関連するものとして、次の機能が追加実装されました。
- 統計情報取り出しの調整機能の設定によって左ペインのメニューボタンを有効/無効する機能の実装
- 統計情報取り出し機構の設定機能の設定妥当性確認機能の実装
Interface Trafficの定期的な統計情報の取得が無効化されている場合の左ペインのメニューボタン状態例:
Interface Trafficの定期的な統計情報の取得が無効化されている場合の設定妥当性確認機能の実行例:
DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。
設定:
本リリースの変更に際し、従来からあるDNS viewerの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定ファイル を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 |
引継ぎ可能バージョン |
upgrade時の注意点 |
設定ファイル(全体用) |
1.18.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) |
1.17.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(gdq用) |
4.0.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(定期取得調整用) |
4.1.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) |
1.9.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(whitelist情報用) |
1.17.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます 設定の再登録を実施してください |
データベース(ユーザ情報用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
ダウンロード:
DNSviewer-4.02.00-20210106.tgz
統計情報定期取得調整機能が追加実装されました。
定期的な統計情報の取得動作を調整する機能が追加実装されました。
DNS viewerは1分毎に統計情報を収集する動きをします。
この1分の内容の動作が1分未満で完了している環境の場合、もしくは、一時的に通信量が多いなどの原因で統計情報の収集に遅延が出ているような状況の場合、ver4.00.00で実装されたGet DNS queue daemon機構によって、各種Trend画面を統計情報が欠けた部分がない状態で利用することができます。
しかし、継続的に通信量が多い状態が長時間継続する状況の場合、Get DNS queue daemon機構を使用した場合でもqueueが一定数以上の状態になり、各種Trend画面を統計情報が欠けた状態となります。
こういった状況の際に、定期的に取得する統計情報の種類を調整することで、この負荷を調整し、統計情報が欠ける事象を抑制する機構が搭載されました。
この機能で取得が無効化された統計情報をもとにしたTrend画面は、グラフが表示されない状態となります。
この機能は定期的な統計情報の取得の調整機能となりますので、TOP画面機能などの随時統計情報を取得することによって動作している機構には影響しません。
DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。
設定:
本リリースの変更に際し、DNS viewerの設定が追加されました。
追加された設定については、 wiki - 統計情報定期取得調整用設定 を参照ください。
本リリースの変更に際し、従来からある上記以外のDNS viewerの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定ファイル を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 |
引継ぎ可能バージョン |
upgrade時の注意点 |
設定ファイル(全体用) |
1.18.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) |
1.17.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(gdq用) |
4.0.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(定期取得調整用) |
4.1.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) |
1.9.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(whitelist情報用) |
1.17.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます 設定の再登録を実施してください |
データベース(ユーザ情報用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
ダウンロード:
DNSviewer-4.01.00-20201224.tgz
Get DNS queue daemon機構が追加実装されました。
定期的な統計情報の取得動作が順次実施する方式に変更されました。
DNS viewerは1分毎に統計情報を収集する動きをします。
この1分の内容の動作が1分未満で完了している環境の場合従来の機構で意図動作となるのですが、
1分の内容の動作が1分未満で完了していない環境の場合これまでの機構では意図動作できませんでした。
今回実装されたGet DNS queue daemon機構(gdqd)により統計情報の収集は順次実施される動きとなります。
このため、一時的に通信量が多いなどの原因で統計情報の収集に遅延が出ているような状況の場合でも、
順次収集が実施されますので、統計情報が抜けることなく記録できる状態となります。
また、継続的に通信量が多い場合、従来の機構では意図動作ができない状態になってしまうことがありましたが、
gdqdには滞留queueが一定数以上となった場合に過負荷状態を回避するために滞留したqueueを破棄する機能が搭載されていますので、
統計情報の蓄積は部分的に収集できていない状態となってしまいますが、継続的に最新の状態を記録していくことが可能となります。
この変更は動作方式の改善となる変更ですので、すべての環境でバージョンアップすることを推奨します。
DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。
設定:
本リリースの変更に際し、DNS viewerそのものの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定ファイル と wiki - NXDomain通知用設定 を参照ください。
新たに追加された設定は、wiki - gdq用設定 を参照ください。
gdqdの操作やgdq用設定の参照・変更を実施する場合は、 設定ツール(mgmt_gdq.sh) を使用してください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 |
引継ぎ可能バージョン |
upgrade時の注意点 |
設定ファイル(全体用) |
1.18.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) |
1.17.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(gdq用) |
4.0.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) |
1.9.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(whitelist情報用) |
1.17.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます 設定の再登録を実施してください |
データベース(ユーザ情報用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
ダウンロード:
DNSviewer-4.00.00-20201208.tgz
momentum Storageの運用性の向上と、脆弱性対応が実現されています。
[[momentum Storage v1.2.0 リリースノート]]
[[momentum Storage v1.2.0 ユーザーズガイド]]
[[momentum Storage v1.2.0 インストールガイド]]
[[Momentum Storage ハードウエアインストールガイド|momentum Storage ハードウエアインストールガイド]]
Pythonと数値計算ライブラリと科学技術計算ライブラリが更新されました。
PSGUI-Winで使用しているPythonと数値計算ライブラリと科学技術計算ライブラリが更新されました。
- Python:3.8.5 → 3.8.6
- numpy:1.19.2 → 1.19.4
- scipy:1.5.3 → 1.5.4
利用方法はこれまでどおりです。
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定 を参照してください。
バージョンアップ:
ver5.00.00以降のinstallerを利用されている場合は、installerを実行するだけでバージョンアップが可能です。
詳細は wikiの「3.3. PSGUI-Winのバージョンアップ」 を確認ください。
ver5.00.00未満のinstallerを利用されている場合は、ver5.00.00以降のinstallerを実行する前に、インストールされているPSGUI-Winを手動でアンインストールする必要があります。
アンインストールすることなく従来PSGUI-Winをインストールしている同じPATHにver5.00.00以降のPSGUI-Winをインストールしようとした場合、エラーが表示されます。
ダウンロード:
PSGUI-Win-5.07.00-amd64-20201117.msi
PSGUI-Win-5.07.00-amd64-20201117.zip