08_PSCLI-C: PSCLI-C ver1.01.00 リリース
pcap保存時残りディスク領域確認機能追加
pcap保存時に、残りディスク領域を確認して実行する動作を行う機能が追加されました。
残りディスク領域確認は、step実行される場合、そのstep毎にpcap保存の継続可否を判断します。
pcap保存が中断された場合でも、保存済みの範囲のpcapはそのまま利用することができます。
pcap保存を中断することとなるディスク領域の大きさは、設定することができます。
実行イメージ:
pcapを保存する際に、保存先のファイルシステムの空き容量が指定空き容量よりも少なくなる場合、処理が中断されます。
これは、5秒分のpcap保存を実施しようとしたけれども、3秒分のみをpcap保存した例です。
(4秒目を保存してしまうと、指定空き容量よりも小さくなってしまうので、保存処理を中断した)
/root/pcap/a.pcapは、2016/12/02 09:00:00台~2016/12/02 09:00:02台までの3秒間の正常なpacketが含まれたものとなります。
(説明の都合上、残りディスク領域の設定を11,955 Mbytesに設定しています。)
# psclic -a 172.16.183.93 -c FH -t 20161202090000 -d 5 -s 1 [ -a 172.16.183.93 -c F -t 20161202090000 -d 5 -s 1 ] [start time] [packets] [bytes] 2016/12/02 09:00:00 10,576 3,169,532 2016/12/02 09:00:01 21,432 4,078,297 2016/12/02 09:00:02 30,517 4,871,099 2016/12/02 09:00:03 30,639 4,867,285 2016/12/02 09:00:04 30,573 4,871,414 -------------------------------------------- [ total ] : 123,737 packets : 21,857,627 bytes # # psclic -a 172.16.183.93 -c P -t 20161202090000 -d 5 -s 1 -p a.pcap [ -a 172.16.183.93 -c P -t 20161202090000 -d 5 -s 1 -p /root/pcap/a.pcap ] #1 : writing 2016/12/02 09:00:00 (1 sec) - 3,338,748 bytes #2 : writing 2016/12/02 09:00:01 (1 sec) - 4,421,209 bytes #3 : writing 2016/12/02 09:00:02 (1 sec) - 5,359,371 bytes Error : low disk space. : pcap path : /root/pcap : available disk space : 11,957 Mbytes : minimum requirement : 11,955 Mbytes /root/pcap/a.pcap : 13,119,352 bytes aborted. #
利用環境:
開発は、CentOS6 x86_64で行っています。
CentOS6 x86_64、CentOS7 x86_64、ubuntu 16.04 x86_64、などの環境で利用することができます。
ドキュメント:
インストール方法については、 wiki - インストール を参照ください。
設定については、 wiki - 設定 を参照ください。
ダウンロード:
pscli-c-1.01.00-20161202.tgz