PSCLI-C ver2.00.00 リリース
暗号通信機能と圧縮通信機能が追加されました。
PSS接続に暗号通信を使用できるコマンド(spsclic)が追加されました。
通信内容は圧縮転送されます。
PSCLI-Cの使い勝手をそのままに、暗号通信ができる実装になっています。
(コマンド名の先頭に”s”をつけるだけ。psclic → spsclic)
動作イメージ:
通常のpsclicと同じ使用方法で利用することができます。
暗号化通信によるpsclicの利用例です。
$ spsclic -a 172.16.182.108 -c FH -t 20171121083000 -d 5 -s 1 [ -a 127.0.0.1 -c F -t 20171121083000 -d 5 -s 1 ] [start time] [packets] [bytes] 2017/11/21 08:30:00 260 170,703 2017/11/21 08:30:01 291 97,602 2017/11/21 08:30:02 766 404,178 2017/11/21 08:30:03 1,011 405,259 2017/11/21 08:30:04 581 308,494 -------------------------------------------- [ total ] : 2,909 packets : 1,386,236 bytes $ $ spsclic -a 172.16.182.108 -c P -t 20171121083000 -d 5 -s 1 -p 1.pcap [ -a 127.0.0.1 -c P -t 20171121083000 -d 5 -s 1 -p /root/pcap/1.pcap ] #1 : writing 2017/11/21 08:30:00 (1 sec) - 174,863 bytes #2 : writing 2017/11/21 08:30:01 (1 sec) - 102,258 bytes #3 : writing 2017/11/21 08:30:02 (1 sec) - 416,434 bytes #4 : writing 2017/11/21 08:30:03 (1 sec) - 421,435 bytes #5 : writing 2017/11/21 08:30:04 (1 sec) - 317,790 bytes /root/pcap/1.pcap : 1,432,804 bytes $
利用環境:
開発は、CentOS6 x86_64で行っています。
CentOS7 x86_64、ubuntu 16.04 x86_64、CentOS6 x86_64、などの環境で利用することができます。
ドキュメント:
インストール方法については、 wiki - インストール を参照ください。
設定については、 wiki - 設定 を参照ください。
psclic_both_directionsの使い方については、 wiki - psclic_both_directions操作方法 を参照ください。
spsclicの使い方については、 wiki - spsclic操作方法 を参照ください。
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法が変更されています。
今回の機能拡張に際し、以下の設定ファイルが追加されました。
- tunnel_timeout設定ファイル : /opt/psclic/conf/tunnel_timeout
- tunnel_dest_user設定ファイル : /opt/psclic/conf/tunnel_dest_user
それ以外の設定については変更されていません。
pscli全体の設定については、 wiki - 設定 を参照ください。
spsclicの設定については、wiki - spsclicの設定 を参照ください。
バージョンアップして使用される場合、 wiki - PSCLI-Cのバージョンアップ を参照ください。
upgrade時の設定引継ぎに関する情報は、次のとおりです。
引継ぎ可能バージョン | upgrade時の注意点 |
---|---|
1.08.00以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります バージョンアップは バージョンアップ手順 にそって実施してください |
ダウンロード:
pscli-c-2.00.00-20171206.tgz