PSCLI-C ver1.13.00 リリース
2017年10月30日(日本時間)、PSCLI-C ver1.13.00がリリースされました。
未定義のfieldを持つProbeへの接続をサポートしました。
未定義のfieldを持つProbeへの接続ができるようになりました。
基本的にPSCLI-Cはタイムリーに更新されるため、最新のPSCLI-Cを利用することで未定義のfieldを持つProbeへ接続するということは発生しません。
しかし、なんらかの理由でPSCLI-Cの更新ができていない場合でも、本拡張により統計情報検索やPCAP取得が実施できるようになりました。
動作イメージ:
PSCLI-Cで定義が実装されていないfieldをもつProbeへ接続する場合、本拡張実施後の動作は次のようになります。
(この例では、field_23、field_24の部分が、このPSCLI-Cにおいて未定義のfieldです。)
$ psclic -a 172.16.183.226 -c I [ Service Info ( 172.16.183.226 )] [ fields ] 0 TEMPLATE_ID 1 PROTOCOL 2 IPV4_SRC_ADDR 3 IPV4_DST_ADDR 4 L4_SRC_PORT 5 L4_DST_PORT 23 field_23 24 field_24 [ capture interface ] napa0_0 napa0_1 napa1_0 napa1_1 [ earliest data ] 2017/08/28 15:15:10 [ pcap buffer size ] 3,145,728,000 bytes $ psclic -a 172.16.183.226 -c FH -t 20171017160000 -s 1 -n '24=1 5' -f '24' [ -a 172.16.183.226 -c F -t 20171017160000 -d 1 -s 1 -f '24' -n '24=1 5' ] [field_24] [packets] [bytes] 5 2 132 1 26 1,846 -------------------------------------------- [ total ] : 28 packets : 1,978 bytes $
利用環境:
開発は、CentOS6 x86_64で行っています。
CentOS7 x86_64、ubuntu 16.04 x86_64、CentOS6 x86_64、などの環境で利用することができます。
ドキュメント:
インストール方法については、 wiki - インストール を参照ください。
設定については、 wiki - 設定 を参照ください。
ツールの使い方については、 wiki - psclic_both_directions操作方法 を参照ください。
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定 を参照ください。
バージョンアップして使用される場合、 wiki - PSCLI-Cのバージョンアップ を参照ください。
upgrade時の設定引継ぎに関する情報は、次のとおりです。
引継ぎ可能バージョン | upgrade時の注意点 |
---|---|
1.08.00以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります バージョンアップは バージョンアップ手順 にそって実施してください |
ダウンロード:
pscli-c-1.13.00-20171030.tgz
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