数値計算ライブラリとグラフ描画ライブラリとZMQライブラリが更新されました。
PSGUI-Winで使用している数値計算ライブラリnumpyとグラフ描画ライブラリmatplotlibとZMQライブラリが更新されました。
- numpy:1.16.1 → 1.16.2
- matplotlib:3.0.2 → 3.0.3
- pyzmq:17.1.2 → 18.0.1
利用方法はこれまでどおりです。
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定 を参照してください。
バージョンアップ:
ver2.0.0以降のinstallerを利用されている場合は、installerを実行するだけでバージョンアップが可能です。
詳細は wikiの「3.3. PSGUI-Winのバージョンアップ」 を確認ください。
ダウンロード:
PSGUI-Win-4.22.00-amd64-20190312.msi
PSGUI-Win-4.22.00-amd64-20190312.zip
制限事項:
現在、wireshark3.0.0からplugin経由でPSGUI-Winを起動することはできません。
wiresharkのplugin経由でPSGUI-Winを起動する使い方を実施する場合には、wiresharkは2.6.7を使用してください。
PSGUI-Winからwiresharkを起動して利用する場合には、任意のバージョンのwiresharkを使用することができます。
wireshark version |
PSGUI-Winからwiresharkを起動 |
wiresharkからPSGUI-Winを起動 |
2.6.7 |
〇 |
〇 |
3.0.0 |
〇 |
× |
GeoIPシステムがGeoIPからGeoLite2に変更されました。
これまでのmomentum DNS viewerでは、FQDNやIPアドレスの追加情報として国情報を利用する際に、GeoIPを使用していました。
GeoIPのメンテナンスが終了したため、GeoLite2を使用する方式に変更されました。
DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。
設定:
本リリースの変更に際し、DNS viewerそのものの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 設定ファイル と wiki - NXDomain通知用設定 を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 |
引継ぎ可能バージョン |
upgrade時の注意点 |
設定ファイル(全体用) |
1.18.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) |
1.17.0以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) |
1.9.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(whitelist情報用) |
1.17.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます 設定の再登録を実施してください |
データベース(ユーザ情報用) |
1.0.0以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
ダウンロード:
DNSviewer-3.05.00-20190311.tgz
httpdの設定が改善されました。
潜在的に脆弱性となる可能性のあるhttpdの設定が改善されました。
Scheduled Reportの使用方法はこれまでと変わりません。
設定:
本リリースの変更に際し、Scheduled Reportの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来のアプリケーション設定はそのまま継続して利用することが可能です。
配布ファイルの中のhttpd設定ファイルサンプル(conf/httpd/conf/httpd.conf.sample)を参照の上、利用環境のhttpdの設定の見直しを推奨します。
今回の配布ファイルで変更されているのは、上記ファイルの356行目からの3行の部分のRewrite関連の設定です。
この設定により「HTTP TRACE / TRACK Methods Allowed」に対応することが可能となります。
設定については、 wiki - 機器設定 を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 |
引継ぎ可能バージョン |
upgrade時の注意点 |
設定ファイル |
1.02.00以降 |
引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(通信量用) |
1.0.1以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(daily-report用) |
1.0.1以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(ユーザ情報用) |
1.0.1以降 |
データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
ダウンロード:
scheduled_report-1.03.00-20181226.tgz
gitによる更新で設定ファイルを上書きしてしまう不具合を改修。
機能の変更及び追加はありません。