設定の自由度が向上しました。
変更内容は次の通りです。
- cache DNS serverの範囲を示すCIDRの複数指定可能(2つまで可能)
設定箇所:「cachedns」→「cidr」
- TOP系画面で使用できる除外IPの範囲を示すCIDRの複数指定可能(設定数制限なし)
設定箇所:「exclude_range_topview」→「cidr」
- その他の微調整
設定ファイルの書式が変更になっていますので、upgradeを実施した場合には、
旧設定ファイルを参照し、設定の移行を行ってください。
- 新設定ファイル:/opt/momentum_client/data/config.yaml
- 旧設定ファイル:/opt/momentum_client.old/data/config.yaml
DNSviewer-1.4.0-20150722.tgz
pcapダウンロードなどの時間がかかる場合のある機能に、keep alive機能が追加されました。
利用方法などが変化するものではありませんが、動作の改善となるものですので、ver1.3.0へのversion-upを推奨します。
DNSviewer-1.3.0-20150717.tgz
pcap保存directoryにおいて、directory listingが可能となっていた問題が解消されました。
対象バージョンは次の通りです。
pcapファイル取り扱いの安全性に関する変更となりますので、
対象バージョンを使用している場合には速やかにver1.2.3へのバージョンアップを実施ください。
DNSviewer-1.2.3-20150609.tgz
index画面に、関連WebSiteへのリンクボタンを設置しました。
- momentum製品のWebSiteへ遷移するボタン
- TAPASのmomentum DNS viewerのWebSiteへ遷移するボタン
細かな変更ですが、ver1.2.2へのversion-upを推奨します。
DNSviewer-1.2.2-20150609.tgz
pcapダウンロード機能に、ダウンロードする内容を選択する機能が追加されました。
ダウンロード画面に至る経路によって、選択できるダウンロード条件が変化します。
以下のようなものが実装されています。(一部抜粋)
- Interface Trend
- all : すべてのpacketを含むpcapファイル
- interface(1つ目) : 1つのinterfaceでcaptureされたpacketのみのpcapファイル
- RRTYPE Trend
- all : すべてのpacketを含むpcapファイル
- A record : DNSのpacketのうちの、A recordに関するpacketのみのpcapファイル
- NS record : DNSのpacketのうちの、NS recordに関するpacketのみのpcapファイル
- Response RCODE Trend
- all : すべてのpacketを含むpcapファイル
- DNS Response(NXDomain):DNSのpacketのうちの、ResponseのNXDomainのみのpcapファイル
- DNS Response(Refused):DNSのpacketのうちの、ResponseのRefusedのみのpcapファイル
これまでよりも、より注目するpacketに絞り込んだ内容をpcapとして取り出して調査することが可能となります。
以下の画像は、「Response RCODE Trend」からpcap downloadに進んだ場合の表示例です。
Trend画面の期間移動機能の動作判定範囲を変更しました。
ver1.1.0で実装した本機能は、当初Trend画面のController Viewの下半分で機能するように実装していました。
この状態ではController Viewで拡大のための操作を実施している際に、誤って前後の期間に移動してしまうことが発生しやすいこととなってしまうことを確認しました。
このため、今回の変更で、判定範囲を狭くし、誤操作が発生しにくくなるように変更しました。
誤った動作となっているものを修正したということではありませんが、操作性向上のため、新しいバージョンの利用を推奨します
一部画面(RR TYPE Trend)のページタイトルの一部が表示されない問題が解消されました。
表示されているデータの誤りがある、などの問題ではありませんが、ver1.1.3へのversion-upを推奨します。
ver1.1.1までのDNS viewerでは、install時にSHA-1を使用した証明書生成を実施していました。
ver1.1.2で、これをSHA-256に変更しています。
DNS viewerの生成した証明書を使用しており、DNS viewerの新規installでない場合は、ver1.1.2以降にversion-upした後、手動で証明書の更新を実施してください。
証明書再生成と、web serverへの反映の実行例は次の通りです。
# /opt/momentum_client/bin/create_certs_apache.sh
Generating a 2048 bit RSA private key
.....+++
........................+++
writing new private key to 'httpd.key'
-----
# systemctl restart httpd
#
反映後に新しい接続で利用いただくためには、browserでcontentsを再読み込みいただくか、browserを再起動することが必要です。
この対応は別途独自で証明書を準備しているなどの場合には必要ありません。
ver1.1.0で追加された「Trend画面に前後の期間に移動する機能」がfirefoxで正常動作しない問題が解消されました。
ver1.1.0は、ver1.1.1にversion-upしてください。
Trend画面の「Controller View」の日付表示部分にマウスフォーカスすると、期間を移動するためのカーソルが表示されます。
そこでクリックすると、表示されている期間を前後に移動させることができます。
現在の動作確認browserは、chromeとfirefoxです。