PSCLI-Ruby ver2.13.0 リリース
2018年11月5日(日本時間)、PSCLI-Ruby ver2.13.0がリリースされました。
絞り込み機能に、異なるフィールドにおけるOR機能(論理和機能)が追加されました。
統計情報の取り出しやPCAPの取り出しの際に指定できる絞り込み機能に、異なるフィールドにおけるOR機能(論理和機能)が追加されました。
(異なるフィールドにおけるOR機能対応:momentum Probe ver4.26 build-A04F以降)
動作イメージ:
特定の通信の往復を1回のアクセスで取り出すような、これまでよりも条件指定の自由度の高い利用ができるようになりました。
異なるフィールドにおけるOR機能(論理和機能)を利用する際には、条件指定に「|」(パイプ)を使用します。
以下の実行例では、source IP、dest IP、source Port、を指定した統計情報の取り出しと、その逆方向のpacketとなるように条件指定した統計情報の取り出しを、一度のアクセスで実施しています。
この実行例では統計情報の取り出しを行っていますが、同じことはPCAPの取り出しでも利用することができます。
[root@dev-psclirb pscli-ruby]# ruby pscli.rb -a 172.16.220.113 -c I フィールドタイプID: 0.TEMPLATE_ID 1.PROTOCOL 2.IP_SRC_ADDR 3.IP_DST_ADDR 4.L4_SRC_PORT 5.L4_DST_PORT 6.ICMP_TYPE 入力インターフェース: 1.eth1_0 2.eth2_0 最古日時:2018/11/03 18:50:01 PCAPバッファサイズ:314572800byte [root@dev-psclirb pscli-ruby]# [root@dev-psclirb pscli-ruby]# ruby pscli.rb -a 172.16.220.113 -c FH -t 20181105072500 -d 10 -f '2 3 4 5' -n '2=10.2.20.95 3=10.99.32.99 4=33408' IP_SRC_ADDR,IP_DST_ADDR,L4_SRC_PORT,L4_DST_PORT,パケット数,パケットサイズ 10.2.20.95,10.99.32.99,33408,49628,5,368 [root@dev-psclirb pscli-ruby]# ruby pscli.rb -a 172.16.220.113 -c FH -t 20181105072500 -d 10 -f '2 3 4 5' -n '3=10.2.20.95 2=10.99.32.99 5=33408' IP_SRC_ADDR,IP_DST_ADDR,L4_SRC_PORT,L4_DST_PORT,パケット数,パケットサイズ 10.99.32.99,10.2.20.95,49628,33408,1,62 [root@dev-psclirb pscli-ruby]# ruby pscli.rb -a 172.16.220.113 -c FH -t 20181105072500 -d 10 -f '2 3 4 5' -n '2=10.2.20.95 3=10.99.32.99 4=33408 | 3=10.2.20.95 2=10.99.32.99 5=33408' IP_SRC_ADDR,IP_DST_ADDR,L4_SRC_PORT,L4_DST_PORT,パケット数,パケットサイズ 10.2.20.95,10.99.32.99,33408,49628,5,368 10.99.32.99,10.2.20.95,49628,33408,1,62 [root@dev-psclirb pscli-ruby]#
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
詳細は wiki - PSCLI設定ファイル を参照ください。
ダウンロード:
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