PSCLI-C ver2.03.00 リリース
2018年4月5日(日本時間)、PSCLI-C ver2.03.00がリリースされました。
絞り込み機能がIPv6の省略表記に対応しました。
絞り込み条件を指定する際に、IPv6の省略表記(「::」によって連続する0のフィールドを短く表記する方法)を使うことができるようになりました。
以下の例のようにPSCLI-Cの内部で解釈されて処理されます。
IPv6省略表記 | IPv6の省略されていない表記 | |
---|---|---|
IP address | 2001:db8:1234:5678::123 | 2001:db8:1234:5678:0:0:0:0123 |
Network | 2001:db8:1234:5678::/64 | 2001:db8:1234:5678:0:0:0:0/64 |
Network(host部に値を含む) | 2001:db8:1234:5678:9abc::/64 | 2001:db8:1234:5678:9abc:0:0:0/64 |
これまでの利用方法には変更はありません。
連係動作するmomentum ProbeがIPv6に対応したものを使用した際に、有効な拡張です。
利用環境:
開発は、CentOS6 x86_64で行っています。
CentOS7 x86_64、ubuntu 16.04 x86_64、CentOS6 x86_64、などの環境で利用することができます。
ドキュメント:
インストール方法については、 wiki - インストール を参照ください。
設定については、 wiki - 設定 を参照ください。
psclic_both_directionsの使い方については、 wiki - psclic_both_directions操作方法 を参照ください。
spsclicの使い方については、 wiki - spsclic操作方法 を参照ください。
設定:
本リリースの変更に際し、設定方法は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
pscli全体の設定については、 wiki - 設定 を参照ください。
spsclicの設定については、wiki - spsclicの設定 を参照ください。
バージョンアップして使用される場合、 wiki - PSCLI-Cのバージョンアップ を参照ください。
upgrade時の設定引継ぎに関する情報は、次のとおりです。
引継ぎ可能バージョン | upgrade時の注意点 |
---|---|
1.08.00以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります バージョンアップは バージョンアップ手順 にそって実施してください |
ダウンロード:
pscli-c-2.03.00-20180405.tgz
コメント