PSCLI-Ruby ver2.5.0 リリース
2017年9月7日(日本時間)、PSCLI-Ruby ver2.5.0がリリースされました。
接続先Probeをコマンドラインからも指定できるようになりました。
コマンドラインで接続先Probeを指定して特定のProbeを利用したり、コマンドラインで接続先Probeを指定せず設定ファイルで設定されたProbeを利用したりすることができるようになりました。
複数台のProbeを組み合わせて調査するようなシーンでの利便性が向上しました。
動作イメージ:
2台のProbeに対し、同じ時間帯の通信内容の状況を調査する様子の実行例です。
この例では説明上、172.16.1.10をProbe1、172.16.2.50をProbe2、とします。
C:\tools\pscli>more config.yml --- tcp: IP: 172.16.1.10 ← 設定ファイルで設定されたProbeがProbe1であることを確認 TEXT_SERVICE_PORT: 5100 BINARY_SERVICE_PORT: 5101 ・ 中略 ・ C:\tools\pscli> C:\tools\pscli>ruby pscli.rb -c I ← Probe1の情報を表示(設定ファイルに設定された情報を使用) フィールドタイプID: 0.TEMPLATE_ID 1.PROTOCOL 2.IPV4_SRC_ADDR 3.IPV4_DST_ADDR 4.L4_SRC_PORT 5.L4_DST_PORT 6.ICMP_TYPE 70.HTTP_NO_QUERY 入力インターフェース: 1.eth1_0 2.eth2_0 開始時間:2017/09/05 10:30:00 PCAPバッファサイズ:314572800byte C:\tools\pscli> C:\tools\pscli>ruby pscli.rb -c I -a 172.16.1.10 ← Probe1をコマンドラインで指定し、その情報を表示 フィールドタイプID: 0.TEMPLATE_ID 1.PROTOCOL 2.IPV4_SRC_ADDR 3.IPV4_DST_ADDR 4.L4_SRC_PORT 5.L4_DST_PORT 6.ICMP_TYPE 70.HTTP_NO_QUERY 入力インターフェース: 1.eth1_0 2.eth2_0 開始時間:2017/09/05 10:30:00 PCAPバッファサイズ:314572800byte C:\tools\pscli> C:\tools\pscli>ruby pscli.rb -c I -a 172.16.2.50 ← Probe2の情報を表示 フィールドタイプID: 0.TEMPLATE_ID 1.PROTOCOL 2.IPV4_SRC_ADDR 3.IPV4_DST_ADDR 4.L4_SRC_PORT 5.L4_DST_PORT 6.ICMP_TYPE 入力インターフェース: 1.eth1_0 2.eth2_0 開始時間:2017/08/29 15:33:41 PCAPバッファサイズ:3145728000byte C:\tools\pscli> C:\tools\pscli>ruby pscli.rb -c FH -t 20170907075500 -d 10 -s 1 ← ある時間帯の通信を確認(設定ファイル指定されたProbe1の結果) 開始時間,パケット数,パケットサイズ 2017/09/07 07:55:00,26,3002 2017/09/07 07:55:01,32,9451 2017/09/07 07:55:02,68,4603 2017/09/07 07:55:03,126,47003 2017/09/07 07:55:04,54,19829 2017/09/07 07:55:05,23,1725 2017/09/07 07:55:06,40,4325 2017/09/07 07:55:07,105,17294 2017/09/07 07:55:08,174,32483 2017/09/07 07:55:09,397,253365 C:\tools\pscli> C:\tools\pscli>ruby pscli.rb -c FH -a 172.16.1.10 -t 20170907075500 -d 10 -s 1 ← ある時間帯の通信を確認(コマンドライン指定されたProbe1の結果) 開始時間,パケット数,パケットサイズ 2017/09/07 07:55:00,26,3002 2017/09/07 07:55:01,32,9451 2017/09/07 07:55:02,68,4603 2017/09/07 07:55:03,126,47003 2017/09/07 07:55:04,54,19829 2017/09/07 07:55:05,23,1725 2017/09/07 07:55:06,40,4325 2017/09/07 07:55:07,105,17294 2017/09/07 07:55:08,174,32483 2017/09/07 07:55:09,397,253365 C:\tools\pscli> C:\tools\pscli>ruby pscli.rb -c FH -a 172.16.2.50 -t 20170907075500 -d 10 -s 1 ← ある時間帯の通信を確認(コマンドライン指定されたProbe2の結果) 開始時間,パケット数,パケットサイズ 2017/09/07 07:55:00,0,0 2017/09/07 07:55:01,0,0 2017/09/07 07:55:02,0,0 2017/09/07 07:55:03,0,0 2017/09/07 07:55:04,0,0 2017/09/07 07:55:05,0,0 2017/09/07 07:55:06,0,0 2017/09/07 07:55:07,0,0 2017/09/07 07:55:08,0,0 2017/09/07 07:55:09,0,0 C:\tools\pscli>
設定:
本リリースの変更に際し、設定書式は変更されていません。従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定は、 wiki - PSCLI設定ファイル を参照ください。
ダウンロード:
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