momentum DNS viewer ver1.14.0 リリース
2016年1月6日(日本時間)、momentum DNS viewer ver1.14.0がリリースされました。
ランダムサブドメイン発生時に検出・通知を行うものとして使用することができる機能である、NXDomainに関する通知機能が拡張されました。
NXDomainに関する通知機能は、次の処理を行います。- NXDomainが多発している場合、これを検出し通知することが可能
- 自動的にsubdomainによる集計を行うことが可能
- 集計に際し、NXDomainの検出数とsubdomainのばらけ具合とを組み合わせ、閾値として処理することが可能
- 閾値を上回ったものについて、syslog通知が可能
DNS viewerの全体設定とは別の設定ファイルを使用する形式として実装しています。
通知機能は標準では有効となっていませんので、必要に応じて設定し、有効にしてください。
通知機能を利用する場合には、upgradeを実施してください。
設定内容については、 wiki - 設定ファイル と wiki - NXDomain通知用設定 を参照してください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 | 引継ぎ可能バージョン | upgrade時の注意点 |
---|---|---|
設定ファイル(全体用) | 1.6.1以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) | 1.14.0以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) | 1.9.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) | 1.0.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(ユーザ情報用) | 1.0.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザを再登録ください |
Thanks to:
sakurai-t 様、ご協力ありがとうございました。
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