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momentum DNS viewer ver4.06.00 リリース

2022年3月16日(日本時間)、momentum DNS viewer ver4.06.00がリリースされました。
komoriya2年以上前に追加

DNS統計情報取得機能への動作統計情報記録機能の追加

DNS統計情報取得機能に動作統計情報記録機能が追加されました。
DNS viewerでは定期的にDNS統計情報取得を行います。
この定期的なDNS統計情報取得が滞りなく実施できているかを確認する機能として利用することができます。

定期的な取り出しは60秒毎に実施されます。
これが十分に短い時間で完了していることが確認できる場合、その利用環境は余裕をもって動作していることが確認できます。

動作状態の確認例:
この動作例では、2022年3月16日13時27分からの60分間の状況を確認しています。
情報取り出しの多くが10秒以内で完了したことが確認できています。

# /opt/momentum_client/bin/mgmt_getstats.sh -check_total
[ check total time distribution ]

  -rw-r--r-- 1 root root   114 Mar 16 15:34 dnsv_getstats.log
  -rw-r--r-- 1 root root   172 Mar 16 11:50 dnsv_getstats.log-202203161149
  -rw-r--r-- 1 root root 10320 Mar 16 14:26 dnsv_getstats.log-202203161327

1) dnsv_getstats.log
2) dnsv_getstats.log-202203161149
3) dnsv_getstats.log-202203161327
Select the file number you want to check : 3

time range : times
------------------
    0 - 10 : 59
   10 - 20 : 1
   20 - 30 : 0
   30 - 40 : 0
   40 - 50 : 0
   50 - 60 : 0
   60 -    : 0
# 

DNS統計情報取得機能の動作統計情報記録機能の使用方法は wiki に記載されています。

DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。

設定:

本リリースの変更に際し、設定ファイル(定期取得調整用)に 設定項目 が追加されています。
従来からあるDNS viewerの設定に関して、設定書式の変更はありません。

設定については、 wiki - 設定ファイル を参照ください。

upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。

要素 引継ぎ可能バージョン upgrade時の注意点
設定ファイル(全体用) 4.4.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(NXDomain通知用) 1.17.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(gdq用) 4.0.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(定期取得調整用) 4.6.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
データベース(DNS全般用) 4.5.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
データベース(DNSレスポンス用) 1.0.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
データベース(whitelist情報用) 1.17.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
設定の再登録を実施してください
データベース(ユーザ情報用) 1.0.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
ユーザの再登録を実施してください

ダウンロード:
DNSviewer-4.06.00-20220316.tgz


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