momentum DNS viewer ver4.05.00 リリース
2022年2月14日(日本時間)、momentum DNS viewer ver4.05.00がリリースされました。
RR TYPE Trend画面へのHTTPS Resource Recordの追加
RR TYPE Trend画面に表示されるResource RecordにHTTPS Resource Recordが追加されました。
また、RR TYPE Trend画面から遷移するPCAPダウンロード機能にHTTPS Resource Recordに関するpacket取得機能が追加されました。
今回の拡張で定期的に取得する情報が増えたため、統計情報定期取得調整用設定に新たにregular_retrieve_detail設定が追加されました。
利用環境に応じて定期収集する情報を調整して運用してください。
DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。
今回の変更はデータベース(DNS全般用)のスキーマ変更を含むため、DNS viewerの蓄積しているDNS全般用のデータベースの内容は一旦初期化されバージョンアップ後に新たに収集を開始することとなります。
設定:
統計情報定期取得調整用設定のegular_retrieve_detail設定に関する詳細は、 regular_retrieve_detail: を参照ください。
本リリースの変更に際し、従来からある上記以外のDNS viewerの設定に関して、設定書式の変更はありません。
設定については、 wiki - 設定ファイル を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 | 引継ぎ可能バージョン | upgrade時の注意点 |
---|---|---|
設定ファイル(全体用) | 4.4.0以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) | 1.17.0以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(gdq用) | 4.0.0以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(定期取得調整用) | 4.5.0以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) | 4.5.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) | 1.0.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(whitelist情報用) | 1.17.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます 設定の再登録を実施してください |
データベース(ユーザ情報用) | 1.0.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
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