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momentum DNS viewer ver4.01.00 リリース

2020年12月24日(日本時間)、momentum DNS viewer ver4.01.00がリリースされました。
komoriyaほぼ4年前に追加

統計情報定期取得調整機能が追加実装されました。

定期的な統計情報の取得動作を調整する機能が追加実装されました。

DNS viewerは1分毎に統計情報を収集する動きをします。
この1分の内容の動作が1分未満で完了している環境の場合、もしくは、一時的に通信量が多いなどの原因で統計情報の収集に遅延が出ているような状況の場合、ver4.00.00で実装されたGet DNS queue daemon機構によって、各種Trend画面を統計情報が欠けた部分がない状態で利用することができます。

しかし、継続的に通信量が多い状態が長時間継続する状況の場合、Get DNS queue daemon機構を使用した場合でもqueueが一定数以上の状態になり、各種Trend画面を統計情報が欠けた状態となります。

こういった状況の際に、定期的に取得する統計情報の種類を調整することで、この負荷を調整し、統計情報が欠ける事象を抑制する機構が搭載されました。

この機能で取得が無効化された統計情報をもとにしたTrend画面は、グラフが表示されない状態となります。

この機能は定期的な統計情報の取得の調整機能となりますので、TOP画面機能などの随時統計情報を取得することによって動作している機構には影響しません。

DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。

設定:

本リリースの変更に際し、DNS viewerの設定が追加されました。
追加された設定については、 wiki - 統計情報定期取得調整用設定 を参照ください。

本リリースの変更に際し、従来からある上記以外のDNS viewerの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。

設定については、 wiki - 設定ファイル を参照ください。

upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。

要素 引継ぎ可能バージョン upgrade時の注意点
設定ファイル(全体用) 1.18.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(NXDomain通知用) 1.17.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(gdq用) 4.0.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(定期取得調整用) 4.1.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
データベース(DNS全般用) 1.9.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
データベース(DNSレスポンス用) 1.0.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
データベース(whitelist情報用) 1.17.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
設定の再登録を実施してください
データベース(ユーザ情報用) 1.0.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
ユーザの再登録を実施してください

ダウンロード:
DNSviewer-4.01.00-20201224.tgz


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