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PASTE (syslog_integration) ver5.03.00 リリース

2020年11月04日(日本時間)、PASTE (syslog_integration) ver5.03.00がリリースされました。
komoriya約4年前に追加

PCAP保存format設定機能が追加されました。

PASTEのPCAP保存時のformatを設定できる機能が追加されました。
指定できるformatは、利用環境のmergecapでサポートされているformatとなります。
標準状態のPASTEのPCAP保存時formatはpcapngです。

利用環境のmergecapでサポートされているPCAP保存時formatを確認する場合は、PASTEの動作環境で「mergecap -F」を実行してください。

PASTEで保存したpcapを他のシステムで利用する際などで、PCAP保存formatがpcapng以外であるほうが良い場合などにこの機能でPCAP保存formatを変更して使用ください。

この機能の追加以外の従来のPASTEの使用方法はこれまでと変わりません。

設定:

本リリースの変更に際し、設定ファイル(PGQ用)の書式が拡張されました。
それ以外のPASTEの設定に関して、基本的な設定書式は変更されていません。

PASTEの設定については、 wiki - 機器設定 を参照ください。
バージョンアップして使用される場合、 wiki - バージョンアップについて を参照ください。

PSCLI-Rubyの設定については、 wiki - PSCLI設定ファイル を参照ください。

upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。

要素 引継ぎ可能バージョン バージョンアップ時の注意点
pcap情報 1.1.0以降 pcap情報は本アプリケーションで最も重要なものですので、基本的にバージョンアップ後も継続使用することができます
構造変更の必要があり継続的に使用できない場合は、バージョンアップの案内の際に詳細を記載します
設定ファイル(全体用) 5.01.00以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのバージョンアップの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(PGQ用) 5.03.00以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのバージョンアップの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(send_testlog用) 4.06.00以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのバージョンアップの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
データベース(ユーザ情報用) 1.1.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、バージョンアップ時に初期化されます
ユーザの再登録を実施してください
データベース(DISK使用状況用) 1.4.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、バージョンアップ時に初期化されます
データベース(Queue Length用) 4.19.01以降 データベースの構造に変更があった場合は、バージョンアップ時に初期化されます
データベース(Retrieve Info用) 4.17.00以降 データベースの構造に変更があった場合は、バージョンアップ時に初期化されます

ダウンロード:
syslog_integration-5.03.00-20201104.tgz


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