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momentum DNS viewer ver3.04.00 リリース

2018年08月15日(日本時間)、momentum DNS viewer ver3.04.00がリリースされました。
komoriya約6年前に追加

SSLサーバ証明書設定ファイルの分離が実施されました。

これまでのmomentum DNS viewerでは、SSLの機能的な設定を実施しているファイル(/etc/httpd/conf.d/ssl.conf)に、SSLサーバ証明書に関する設定を含めた状態としていました。
この場合、証明書を別途用意して運用するなどの場合に、ファイル名を変更することもあると想定できますが、このような場合に、DNS viewerの更新のたびに、この部分のメンテナンスを実施することとなる可能性がある状態となっていました。

今回の更新で、SSLの機能的な設定を実施しているファイルから、SSLサーバ証明書に関する設定の部分を分離し、これを別ファイルとして独立させることとしました。
これにより、DNS viewerの更新の際にSSLサーバ証明書に関する設定の再実施が必要とならない構造となるように変更しました。

DNS viewerの通常の使用方法はこれまでと変わりません。

設定:

本リリースの変更に際し、DNS viewerそのものの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。

設定については、 wiki - 設定ファイルwiki - NXDomain通知用設定 を参照ください。

upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。

要素 引継ぎ可能バージョン upgrade時の注意点
設定ファイル(全体用) 1.18.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(NXDomain通知用) 1.17.0以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
データベース(DNS全般用) 1.9.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
データベース(DNSレスポンス用) 1.0.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
データベース(whitelist情報用) 1.17.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
設定の再登録を実施してください
データベース(ユーザ情報用) 1.0.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
ユーザの再登録を実施してください

ダウンロード:
DNSviewer-3.04.00-20180815.tgz


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