momentum DNS viewer ver3.01.00 リリース
2018年3月20日(日本時間)、momentum DNS viewer ver3.01.00がリリースされました。
Trend画面のRequest Response (Cache) Trend機能がIPv6に対応しました。
Trend画面のRequest Response (Cache) Trend機能の設定にIPv6のCIDRを指定できるようになりました。
連係動作するmomentum ProbeがIPv6に対応したものを使用した際に、有効な拡張です。
CacheDNSのCIDRとしてIPv4とIPv6の両方を指定する場合の設定例:
# grep -A2 "^cachedns:" /opt/momentum_client/data/config.yaml cachedns: # cidr : cache dns server CIDR network (up to 2 entries) (192.168.2.0/24) cidr: 10.2.0.0/16 10::/64 #
設定:
本リリースの変更に際し、DNS viewerの設定に関して、設定書式が拡張されています。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
今回の更新で、cachednsのcidrの設定に、IPv6のCIDRを指定することができるようになりました。
設定については、 wiki - 設定ファイル と wiki - NXDomain通知用設定 を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 | 引継ぎ可能バージョン | upgrade時の注意点 |
---|---|---|
設定ファイル(全体用) | 1.18.0以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(NXDomain通知用) | 1.17.0以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(DNS全般用) | 1.9.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(DNSレスポンス用) | 1.0.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
データベース(whitelist情報用) | 1.17.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます 設定の再登録を実施してください |
データベース(ユーザ情報用) | 1.0.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
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