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PASTE (syslog_integration) ver4.10.00 リリース

2017年11月7日(日本時間)、PASTE (syslog_integration) ver4.10.00がリリースされました。
komoriya約7年前に追加

syslog daemonが、rsyslogからsyslog-ngに変更されました。

PASTEの動作する機器上で連係利用するsyslog daemonが、rsyslogからsyslog-ngに変更されました。

従来のPASTEでは、PASTEの動作する機器上で動作するrsyslogと連係する形式で動作するように実装されていました。
今回のバージョン以降では、これがsyslog-ngに変更されました。
PASTEの設定や動作そのものはこれまでと変わりません。

syslog daemonをrsyslogからsyslog-ngに変更したことにより、syslog-ngの機能であるrewrite機能を利用することができるようになりました。
連係利用するセキュリティデバイスの種類によっては、受信したsyslog messageを書き換えたほうが連係がしやすい場合があるため、今回の変更を実施しています。

設定:

本リリースの変更に際し、PASTEの設定に関して、設定書式は変更されていません。
従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
syslog機能の設定書式は変更されていますが、PASTEの通常の利用において注意する必要がある部分はありません。

PASTEの設定については、 wiki - 機器設定 を参照ください。
バージョンアップして使用される場合、 wiki - バージョンアップについて を参照ください。

PSCLI-Rubyの設定については、 wiki - PSCLI設定ファイル を参照ください。

upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。

要素 引継ぎ可能バージョン upgrade時の注意点
pcap情報 1.1.0以降 pcap情報は本アプリケーションで最も重要なものですので、基本的にバージョンアップ後も継続使用することができます
構造変更の必要があり継続的に使用できない場合は、バージョンアップの案内の際に詳細を記載します
設定ファイル(全体用) 4.00.00以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(PGQ用) 4.00.00以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
設定ファイル(send_testlog用) 4.06.00以降 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります
データベース(ユーザ情報用) 1.1.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます
ユーザの再登録を実施してください
データベース(DISK使用状況用) 1.4.0以降 データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます

ダウンロード:
syslog_integration-4.10.00-20171107.tgz


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