PASTE (syslog_integration) ver4.04.00 リリース
2017年5月8日(日本時間)、PASTE (syslog_integration) ver4.04.00がリリースされました。
ダブルクォートされた内容が含まれるCSVやSSVのlogがサポートされました。
これまでのリリースではダブルクォートされた範囲内に区切り文字そのものが含まれている場合に意図した動きができませんでしたが、本リリースからこのようなケースにも対応できるようになりました。
これにより、radware DefenseProなどのようにlogにダブルクォートされた内容を含むセキュリティデバイスとの連係が可能になりました。
設定:
本リリースの変更に際し、設定に利用できる書式が追加されています。
従来から設定に利用できていた書式は引き続き利用することができますので、従来の設定はそのまま継続して利用することが可能です。
設定については、 wiki - 機器設定 を参照ください。
バージョンアップして使用される場合、 wiki - バージョンアップについて を参照ください。
upgrade時に引継ぎができる要素は、次のとおりです。
要素 | 引継ぎ可能バージョン | upgrade時の注意点 |
---|---|---|
pcap情報 | 1.1.0以降 | pcap情報は本アプリケーションで最も重要なものですので、基本的にバージョンアップ後も継続使用することができます 構造変更の必要があり継続的に使用できない場合は、バージョンアップの案内の際に詳細を記載します |
設定ファイル(全体用) | 4.00.00以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
設定ファイル(PGQ用) | 4.00.00以降 | 引継ぎ可能バージョンよりも古いものからのupgradeの場合は、手動で設定内容の移行を実施する必要があります |
データベース(ユーザ情報用) | 1.1.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます ユーザの再登録を実施してください |
データベース(DISK使用状況用) | 1.4.0以降 | データベースの構造に変更があった場合は、upgrade時に初期化されます |
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